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大分県九重町に2025年夏、爽やかな高原の風を満喫できる自然体験施設がオープンしました。また、施設の近くには涼しさを通り越して、寒さを感じられる一風変わったスポットもあります。
「九州の屋根」とも呼ばれるくじゅう連山。九州本土の最高峰・中岳など1700メートル級の雄大な山々が連なります。初夏の山肌をピンクに彩るミヤマキリシマに…鮮やかな紅葉。そして、一面の銀世界と、四季折々に違った表情を見せてくれます。
そんな自然豊かなくじゅう連山の北側に位置するのが九重町です。ここにこの夏、新たなスポットが誕生しました。
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「『NU:KUJU』にやって来ました。山に囲まれて風が気持ちいいです。早速行ってきます」
自然体験フィールド「NU:KUJU」。観光牧場として20年以上親しまれてきた「くじゅうやまなみ牧場」がリニューアルし、7月にオープンしました。目の前にくじゅう連山が広がる標高およそ850mの高原エリアに立地していて、平地よりも気温は5℃ほど低く真夏でも涼しさを感じられます。
およそ30ヘクタールの広大な敷地の中で、どんな体験ができるかというと…
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「この施設のテーマは動物の世界に入り込むこと。ということで、私もヒツジになりきって楽しみたいと思います」
草原の中で、のびのびとする動物たちと自由にふれあうことができます。
おすすめの楽しみ方は施設内で購入できるオリジナルのかぶりものを身に付けてヒツジになりきること。こうして牧場の動物たちに囲まれて一緒に草原を駆け回ったり、間近で餌を与えることができます。
◆訪れた人は…
「ヒツジと遊べて楽しい」
「こういう自然とか動物とかと触れ合える施設あったらいいなと思った」
また、敷地内には「日本最大規模」を誇るという「草原ドッグラン」も。自然の高低差をそのまま生かしていて、この日も風を切って走り回る犬と飼い主の姿が見られました。
さらに、地元食材のグルメも味わえます。レストランで提供しているのは県産ジビエの料理。一押しのホットドッグにはシカ肉やイノシシ肉を使ったソーセージが使われています。
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「結構ずっしり。ジューシーです。ケチャップがカレー風味なんですね。ジビエのソーセージのジューシーさと、パリパリのパンがとても相性いいです」
ほかにも乗馬やブルーベリーの収穫など自然を満喫できる様々な体験をすることができます。
◆NU:KUJU 安部政児 支配人
「ぜひ夏の暑いときに、涼しい九重の方に来ていただいて、そして、九重の自然を存分に楽しんでいただければ」
さて、高原で思いっきり体を動かした後は、汗を洗い流してさっぱりリフレッシュしたいですよね。「NU:KUJU」から車で5分ほどの場所には日帰りでの入浴もできる旅館があります。
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「硫黄の香りがする。見た目は普通の温泉です。では、入ってみます。目が覚めるぐらい冷たい!」
こちらは「温泉」ならぬ「冷泉」が湧くその名も「寒の地獄旅館」です。温度は13℃から14℃。筋肉痛や関節痛の改善、美肌の効果があるという冷泉には水着着用で入浴します。
◆TOS 刀祢優月アナウンサー
「段々と体に膜が張ったような感覚になって、今、冷たさが少なくなってきた、気持ちいい」
涼しさを通り越して、真夏でも寒さを感じるほどですが、冷えた体は暖房室で芯から温めることができます。このように、「冷やしてから温める」というサウナとは逆の整い方が癖になって旅館を訪れる人も多いといいます。
◆入浴した人は
「最高」
「この冷たいやつ(冷泉)で夏の疲れが吹き飛ぶ。気分がすっきりするのと体が軽くなる感じ」
雄大な自然の中で、暑さをしのぐことができる九重町の高原エリアは、大分の夏のおすすめスポットです。